貿易の仕事でイギリスに滞在していたときのこと、現地のスタッフに連れて行ってもらったレストランにて。イギリスの食事は不味いという話は、もう過去のこと。ロンドンの街角にあるフィッシュ&チップスも、ローストビーフのお店も、そして東インド会社の時代から関わりのあるインド料理などは、本国のカレーよりも美味しいのではと思えるほど絶品です。

なかでもイングリッシュ・ブレックファストは、アメリカやヨーロッパにあるコンチネンタル・ブレックファストよりも豪華で、美味しいと評判で、他の朝食に比べて違う点は、フライド・トマトとソテーしたマッシュルーム、それにビーンズなどのソテーした野菜が豊富なことです。もちろん、スコーンは文句なしの美味しさです。あまりに評判のせいか、パブの中には1日中、このイングリッシュ・ブレックファストのメニューがあるところもあるほどです。

また、アフタヌーン・ティーも場所にもよるかと思いますが、かなり豪華で、夕方5時、6時頃に食されるハイ・ティーなどはもう事実上の夕食といってよいほどで、ティースタンドにおきまりのサンドイッチあり、スコーンあり、ケーキありの他、肉や魚のメインディッシュまでついてくるところもあります。しかも、なぜ、英国で飲む紅茶はこんなに美味しいのかと思うほど、香り豊かで濃くもある逸品。

もちろん、パブでエールやアンバーなどのビールを飲みながら、フィッシュ&チップスでも大満足です。

フランスのソースやイタリアのオリーブ&チーズとは違いますが、イギリスならではの伝統の料理に堪能してみてはいかがでしょう。